「危うい状況」ソシエダ残留か移籍か。久保建英、去就を決める“最大の鍵”は?現地メディアが見解「彼の運命を決める重要な要素」

2023年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ファンやチームメイトの間で人気者となった」

移籍市場の注目銘柄となっている久保。(C)Getty Images

 躍動を続けるレアル・ソシエダの久保建英には、古巣のレアル・マドリーをはじめ、複数のメガクラブからの関心が取り沙汰されている。

 来夏の争奪戦が確実視されるなか、ソシエダ残留のポイントについて報じたのがスペインメディア『GOL DEGITAL』だ。「日本のサッカー界の至宝、クボはレアル・ソシエダでキャリアの決定的な瞬間を迎える」と題した記事で、こう伝えている。

「今シーズンの彼の並外れたパフォーマンスは世界中のビッグクラブの注目を集めており、チュリ・ウルディンチでの継続が危うくなっている。チャンピオンズリーグ(CL)が彼の運命を決める重要な要素となっており、クボの将来は危うい状況にあるようだ」

 同メディア「レアル・ソシエダに加入して以来、クボはエリート選手であることを証明してきた。今シーズン、彼はリーガで最高のレベルに達した。彼の技術的能力、ゲームビジョン、そして試合の流れを変える能力はチームにとって極めて重要だ」と報道。こう続けている。

「しかし、この傑出したパフォーマンスは、彼の権利の50%を所有するレアル・マドリーを含む有名クラブからの関心を引き起こした。プレミアリーグのいくつかのチームが興味を示しており、魅力的な金銭オファーを提供する用意がある」

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 記事は「現在チームは6位と厳しい立場にあり、欧州最高峰の大会への出場も危ぶまれている。この要素は、CLを国際レベルでの成長と露出を続けるためのプラットフォームと考えているクボにとって非常に重要である」と指摘。こう綴っている。

「レアル・ソシエダがCL出場権を争う中、クボは自身の将来についての憶測に惑わされることなく、今シーズンに集中し続けている。イマノル・アルグアシル監督の下、日本人選手は個人的に成長するための好ましい環境を見つけ、ファンやチームメイトの間で人気者となった。しかし、チームがCL出場権を逃す可能性が転機となる可能性があり、久保はキャリアの新たな選択肢を検討することになる」
 

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