日本サッカー協会は11月24日、国際親善試合でブラジル女子代表と対戦する日本女子代表のメンバーを発表した。

　来年７月のパリ五輪を目ざすなでしこジャパンは、2023年最後の強化試合でブラジルと対戦。11月30日、12月３日と敵地で２試合を行なう。

　メンバー発表の会見で池田太監督は、「最終予選に向けての数少ない親善試合、そしてブラジルという強豪と戦えることを本当に嬉しく思いますし、この機会を活かして、さらなるチームの積み上げができれば」と意気込む。
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　１試合だけでなく、２試合できるのも大きい。

「初戦でできなかったことも、メンバーを変えて（２戦目で）修正できると思うので、同じ相手とやれる利点を活かしていきたい。中２日での戦いなので、どう準備してコンディションを整えるのか。限られた時間で何ができるかというのは、選手、チームスタッフも含めて、多くのことを経験できると思っています」

　ブラジルとは、今年２月にアメリカで開催されたシービリーブス・カップでも対戦しており、その時は０－１で敗れた。約10か月ぶりの再戦に指揮官は「アウェーで相手の圧力がかかっているなかで、自分たちの積み上げたものがどれくらいできるかという部分を楽しみにしています」と期待した。

取材・文●藤井圭（サッカーダイジェストWeb編集部）

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