「クソ野郎」アルゼンチンを罵倒したロドリゴ、メッシは何と言い返した?「我々は世界チャンピオンなのに、なぜ...」

2023年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合は約30分遅れで開始

激しく言い合ったメッシ(左)とロドリゴ(右)。(C)Getty Images

 ともに10番を背負う2人の言い合いが注目を集めている。アルゼンチンメディア『LA NACION』が報じた。
【動画】メッシとロドリゴ、キックオフ前にやり合う
 現地11月21日、北中米ワールドカップの南米予選第6節で、ブラジルとアルゼンチンが前者のホーム・マラカナンスタジアムで対戦した。

 激闘必至のビッグマッチで、同メディアも「歴史的にアルゼンチン対ブラジルは制御不能になる傾向がある」とし、試合前の様子を次のように伝える。

「両チームのファン同士の激しい口論のため、試合開始が遅れた。地元警察が介入したが、アルゼンチン人を弾圧しただけだった。アルゼンチンの選手たちは事態を沈静化させるために介入。最終的にリオネル・メッシは、この状況が落ち着き、試合が続行できるようになるまで、チームメイトをドレッシングルームに導く決断を下した」

 結局、試合は約30分遅れでキックオフされたが、「チーム間の争いも試合を通して続き、この出来事に激怒したレオ・メッシは、ブラジルの背番号10、ロドリゴと激しく対立した」という。
 
 記事では、「TyC Sportsのカメラが、メッシとロドリゴが強い言葉を交わした瞬間を捉えていた」と明かし、その時の状況を詳細に記す。

「報道によると、ブラジリアンはドレッシングルームに引きこもったアルゼンチン人選手たちに『クソ野郎』と言い放った。両選手は試合中に何度か衝突を起こし、ロドリゴ・デ・パウルも介入。ある時点で、レオは腹を立てて、レアル・マドリーの選手に強い言葉を投げかけた。それがカメラに記録されていた。『我々は世界チャンピオンなのに、なぜ臆病なのか?』と、メッシはライバルに面と向かって言った」

 チームの先頭に立って戦ったアルゼンチンのナンバー10は、右足の内転筋の痛みを訴えて途中交代。試合はアルゼンチンがニコラス・オタメンディの1得点を守り抜き、1-0で勝利した。最大のライバルを下したアルゼンチンが首位の座をキープした一方、敗れたブラジルは6位に転落した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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