11月19日、鹿島アントラーズのレジェンド本山雅志の引退試合「モトフェス」が県立カシマサッカースタジアムで行なわれた。

　本山が「10番」を背負った「ANTLERS LEGENDS」と小野伸二や稲本潤一ら黄金世代のメンバーも名を連ねた「MO10 FRIENDS」が対戦した。

　試合は、14分に内田篤人が落としたボールをペナルティエリア外で受けた本山が右足を一閃。ゴール左隅にシュートを決め、「ANTLERS LEGENDS」が先制。最終的に９－４で勝利を収めた。

　88分、90＋５分にもゴールを決めハットトリックを達成した本山とともに、この試合で注目を集めたのが小野だった。
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　浦和レッズのほか、フェイエノールトや北海道コンサドーレ札幌などでプレーし、今シーズン限りでの引退を表明している天才MFは、鹿島ファンだらけのスタジアムでも観客を魅了。前半のみの出場となったが、バッグスタンドの鹿島サポーターからも「小野伸二」コールが沸き起こった。

　1999年のワールドユースで準優勝し、同大会のベストイレブンに輝いたふたりのファンタジスタの共演にファンから惜しみない声援が送られた。