「僕の場合はちょっと帰ってきた感」“中東マスター”谷口彰悟がサウジで笑み。シリア戦に向け「感覚は1番持っている」

2023年11月19日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

周りの選手が暑さ対策のため長袖で練習するも…

普段から中東でプレーしている谷口。サウジでの戦いに向け、頼もしい存在だ。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 中東決戦に向け、頼もしい存在がいる。カタールのアル・ラーヤンに所属する谷口彰悟だ。

 現地時間11月18日、日本代表は21日のシリア戦(北中米ワールドカップ・アジア2次予選)に向けて、戦いの舞台であるサウジアラビアでトレーニングを実施。谷口は周りの選手が暑さ対策のため長袖を着用するなか、半袖でメニューをこなした。

 練習後、32歳の歴戦DFはこの出で立ちについて、笑みを浮かべながらこう語った。

「長袖を着てっていうのも、やってよかったですけど、僕の場合は感覚的なところも結構分かっていたし、ちょっと帰ってきた感が、似たような感情がちょっとあったので(笑)。いつも通りでいいかなって感じでやってました」
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 さらに「コンディションは自分が1番良いぐらい?」と問われた際には、"中東マスター"として、チームを引っ張る覚悟を見せた。

「今回来ている選手の中では、土地感というか、そういった感覚は1番持っていると思うので、そういった意味では、ゲームの感覚や90分間のペース配分も含め、掴めている部分は多いと思います。そういった伝えられることは、周りにしっかり伝えながらやっていけたらいいかなと」

 欧州組、Jリーグ勢だけではない。豊富な人材を擁する森保ジャパンが、中東決戦に臨む。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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