シンガポール代表を率いる西ヶ谷隆之監督が、北中米ワールドカップのアジア２次予選の初戦、韓国代表との一戦に向けて意気込みを語った。韓国メディア『football Asian』が報じている。

　韓国戦は敵地ソウルで11月16日に開催。同メディアは「FIFAランキングで韓国は24位、シンガポールは155位。客観的な戦力の比較では韓国が絶対的に有利だ」と記す。

　シンガポールにとっては難しい試合になるかもしれないが、前日会見で日本人指揮官は「韓国でのアウェーゲームは、シンガポールにとって輝かしいチャンス。明日の試合では100％の力を出す」と気合を入れる。
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　記事では、西ヶ谷監督の日本での指導歴に触れたふえで、「シンガポールで日本のスタイルを実現できるか？」と問う。過去に水戸や相模原を率いた50歳は、「私は日本で生まれ育ち、日本のサッカーを学んだ」と語り、こう続ける。

「我々には日本サッカーの基本的なDNAがある。シンガポールの監督として、私はまず選手たちの傾向を把握した。選手の能力を引き上げる戦術が必要だ」

　韓国については「弱点を見つけるのが難しい」と警戒。「世界最高レベルでプレーしている韓国人選手はたくさんいる。経験という点では強い」と評価し、「シンガポールの選手にとって、１つのチームとしてプレーすることが重要だ」と、一丸となって戦う覚悟を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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