「ブンデスはほとんど…」リバプールMF遠藤航がプレミアの激しさを語る!先発は1試合の自分が「やるべき最も重要なこと」も

2023年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「全てがヨーロッパとプレミアでは違う」

ELが主戦場となっている遠藤。プレミアでも先発を重ねられるか。(C)Getty Images

 リバプールのMF遠藤航が、11月12日に開催されるブレントフォード戦(プレミアリーグ第12節)を前に取材に対応。プレミアリーグの特徴について語った。クラブ専門メディア『DaveOCKOP』が伝えている。

 遠藤は昨季までシュツットガルトで4年プレーし、デュエル勝利数で2年連続リーグ1位になるなど、ブンデスリーガで確固たる地位を確立。そうした活躍を受け、今夏に名門リバプール入りを果たした。

 ただ、ここまでヨーロッパリーグでは全試合に先発する一方で、プレミアリーグでスタートから出たのは、1試合のみ。思うように出場機会を増やせないなか、その唯一のスタメンを果たしたニューカッスル戦を踏まえ、こう語った。

「プレミアリーグであまり試合に出ていないので、強度の違いを見るのは難しいけど、ニューカッスル戦に先発した時はタフだったと思う。フィジカル、テクニック、スピード。全てがヨーロッパ(リーグ)とプレミアリーグでは違う。ブンデスリーガはもっと...ほとんどのチームが(低い)ブロックを作ってサッカーをしようとする。

 しかし、ここプレミアリーグでは、常にゴールに向かって前進するプレーを心掛けている。それがメインだ。フィジカル面では、どのチームにも素晴らしい選手がいる」
【画像】レッドが妥当だったとの指摘も…敵FWの足を踏んで遠藤がイエローカードを受けたプレー
 日本代表のキャプテンはまた、ハイレベルなチームメイトを称賛。日々、世界基準のプレーを吸収していると明かした。

「僕らには非常に優れた中盤の選手がいて、一緒にプレーしている。彼らから多くを学んでいるよ。僕はもっと上達できる。これが自分がやらなければならない最も重要なことだ」

 その手本となる1人、アルゼンチン代表のアレクシス・マカリステルはブレントフォード戦に出場停止のため、『DaveOCKOP』は「エンドウはワールドカップ勝者に代わって、深い位置のミッドフィルダーとしてプレーするだろう」と予想。2度目の先発のチャンスが回ってくる可能性は少なくない。

 日本が誇るデュエル王は、ドイツで培ったパワーとスキルを、世界最高峰のリーグで存分に発揮できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「ワタルは重要な存在だ」ELで酷評された遠藤航をクロップ監督が擁護!信頼を強調「プレミアで100%先発する」
 

次ページ【画像】遠藤が警告を受けたプレー

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事