冨安健洋、19歳に吹っ飛ばされて失点関与も…現地メディアは7点評価「本当に困っているように見えた唯一の瞬間」

2023年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「右サイドでおおむね素晴らしいプレーを見せた」

右SBで先発し、コレオショ(右)とマッチアップした冨安。(C)Getty Images

 現地時間11月11日に開催されたプレミアリーグ第12節で、冨安健洋を擁する4位のアーセナルは、19位に沈むバーンリーとホームで対戦。レアンドロ・トロサールの1ゴール・1アシストの活躍などで、3-1の快勝を収めた。

 冨安健洋は、3日前のセビージャ戦(チャンピオンズリーグのグループステージ第4節)でハーフタイムに交代し、状態が心配されたが、無事に公式戦3試合連続で先発。ベン・ホワイトが体調不良でベンチ外となり、今季は左SBでの出場が多かったなか、右SBでプレーした。

 1-0で迎えた54分には、19歳のルカ・コレオショに吹っ飛ばされ、一時は同点となる失点を招いたが、その場面以外では安定したプレーを披露。押し込む時間が続いたなか、積極的に高い位置を取り、攻撃にも頻繁に絡んだ。
【動画】珍しく冨安が突破を許したところから失点
 現地メディアは高水準の評価を下しており、『football london』は採点記事で7点を付与。寸評にはこう綴った。

「右サイドに移った日本代表は、おおむね素晴らしいプレーを見せた。バーンリーの得点シーンはもっと強さが必要だったかもしれないが、守備は総じて良かった。ファイナルサードでも配給と連係プレーで大いに貢献した」

 また、『The Standard』も7点を付け、同様の見解を示している。

「ルカ・コレオショに抜かれ、バーンリーにゴールを許した際、ファウルを求めた。この日、彼が本当に困っているように見えた唯一の瞬間だった」

 失点には絡んでしまったが、チームの快勝もあり、ネガティブな印象はあまりない。タイムアップ直後、満面の笑みでミケル・アルテタ監督と肩を組んでいた姿からも、その様子が窺える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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