久保建英が所属するレアル・ソシエダは、現地11月８日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）のグループステージ第４節で、ポルトガル王者のベンフィカとホームで対戦。開始21分まで３ゴ―ルを奪う怒涛の攻撃を披露し、３－１で快勝を収めた。

　いつも通り４－３－３の右ウイングで先発した久保は、文字通り躍動。６分には右サイドでなんと３人を引き付けてアンデル・バレネチェアへパスを出し、ミケル・メリーノがヘッドで奪った先制点の起点となる。

【動画】スペイン紙も絶賛！３人に囲まれながら、先制点の起点となった久保のパス

　２－０で迎えた21分にも、右サイドからドリブルで切れ込んで、中央のメリーノへパス。スペイン代表MFが展開したボールを受けたバレネチェアが３点目を奪い、またゴールに関与した。

　スペイン大手紙『Mundo Deportivo』は、２ゴールを演出した日本代表MFを「抑えられない」と激賞している。

「守備側にとっては悪夢、典型的な"一級品"だった。彼はウイングの位置で張り付いて何度もボールを受け、内側への動きや１－０とした時のバレネチェアへの引き付けたパスのように、才能のあるフィルターを通すパスで危険を生み出すことに成功した。足裏に貼られたレザーが特徴でトップスピードを逃さない」

　久保らしいテクニックを存分に見せつけた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「日本人が電撃的な攻撃」CLで２点演出の久保建英を現地メディアが絶賛！「素晴らしいパフォーマンスだ」