「パフォーマンスが代表選手として相応しい」森保監督が鎌田大地&堂安律の復帰に太鼓判!前回選外の理由も詳細に説明

2023年11月08日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

“最短”のブランクでカムバック

日本代表復帰を果たした鎌田(左)と堂安(右)。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本サッカー協会(JFA)は11月8日、ワールドカップのアジア2次予選でミャンマー、シリアと戦う日本代表のメンバーを発表した。

 森保一監督は、カタール・ワールドカップ以来初となる公式戦を戦うにあたり、ベストと言えるメンバーを選択。前回はコンディション不良で選外となった鎌田大地(ラツィオ)と堂安律(フライブルク)も招集した。

 中心として活躍が期待される2人への期待は――。メンバー発表会見で質問をぶつけると、指揮官はまず招集の経緯に触れ、次のように詳細に説明した。

「まずは、コンディションが戻ってきたので。現地で、JFAのデュッセルドルフのオフィスから選手とコミュニケーションを取ってもらったり、チェックしてもらったりすることと、我々は日本から常に映像をチェックしてるなかで、まずはプレーの状態、パフォーマンスが代表選手として相応しいということで、プレーの状態が上がったということ。コミュニケーション等々も取りながら、怪我の状態や再発のリスクがないかも、確認して招集しました」
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 そのうえで、堂安と鎌田について、個別で説明。ともに回復を強調し、代表での活躍に太鼓判を押した。

「鎌田は膝の痛みがありました。試合直後、リーグ戦とチャンピオンズリーグでの連戦の中で戦ってきた後に、代表に招集して、長距離移動をする、またハードな試合をすることが怪我の悪化に繋がる可能性が高いので、前回は招集しませんでした。ですが、膝の状態が良くなり、昨日のチャンピオンズリーグのフェイエノールト戦に出場していましたが、そういうプレーや、コミュニケーションの部分でのチェックもしたうえで招集しています。

 堂安は前回の代表ウィークの時に親知らずを治療して、色んなコンディション不良の再発のリスクを抑えて、今回来られるようになりました。本人にとっても、継続して試合に出ることは可能ですし、所属チームにとっても、何か問題があって、コンディション不良になって、大切な選手を失うことはない、リスクになるようなことが軽減されたと言えます。本人がしっかりとしたプレーをできること、所属チームでプレーできることが、我々にとっても、戦力としてまた還元されるということ。10月は親知らずの治療で招集しなくて、それは癒えてるところが確認できました」

"最短"のブランクで森保ジャパンに戻ってきた鎌田と堂安。あとは日本代表のファンが見守るピッチの上で、全快を証明するだけだ。

取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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