「クロップはエンドウを頼りにしていない」“先発1試合”の遠藤航にさらなる苦境...リバプールが1月にアンカー補強を画策と報道。英代表MFをライバルから引き抜きか

2023年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1月の最終候補リスト入っている」

プレミアリーグではスタメンの機会を1試合しか与えられていない遠藤。(C)Getty Images

 今夏にリバプールに加入した遠藤航は、まだユルゲン・クロップ監督の信頼を勝ち取れていない。

 ここまでプレミアリーグではスタメンが1試合に留まり、直近のルートン戦(1-1)でも出番なし。この試合でも、アンカーには本職ではないアレクシス・マカリステルが起用されている。

 そんななか、冬の移籍市場でレッズがアンカーを補強する可能性を報じたのが、英メディア『talkSPORT』だ。ターゲットはマンチェスター・シティで満足な出場時間を与えられていないイングランド代表MFカルビン・フィリップス。EURO2024のメンバー入りのため、新天地を求める見込みがあるという。

【動画】現地メディアも絶賛!遠藤のリバプール初ゴール!
 同メディアは、今夏にもリバプールがフィリップスの獲得に関心を持っていた事実を伝えたうえで、「1月の最終候補リスト入っている」と綴っている。

「シティのライバルであるリバプールは夏に中盤の見直しを行ない、現在守備のスペシャリストはエンドウ1人だけだが、ユルゲン・クロップ監督は今のところまだ彼を頼りにしていない」

 記事は、「この問題はルートンと1-1で引き分けた試合で浮き彫りになり、アレクシス・マカリステルは中盤の専門外であるホールディングの役割(アンカー)でプレーし、今季5度目の警告を受けて出場停止となった」と指摘している。

『talkSPORT』によれば、ニューカッスルやフルアム、トッテナムなどもフィリップスに関心を持っているという。

 タイトルを争うライバルクラブからの引き抜きは簡単ではないとはいえ、もし実現すれば、遠藤はさらに苦しい立場となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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