ポステコ・トッテナムがついに初黒星…チェルシーがトピック満載のダービーで4発逆転勝利!2人の退場者が結果を大きく左右

2023年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

45分で4度も幻のゴール。前半からAT12分

決勝点を叩き込んだジャクソン(中央)。終わってみればハットトリックを達成した。(C)Getty Images

 現地時間11月6日に開催されたプレミアリーグ第11節で、トッテナムとチェルシーが前者のホームで対戦した。

 開始6分、ポステコグルー監督の下、8勝2分でリーグ戦無敗を続けるトッテナムがいきなり先制。クルセフスキがペナルティエリア内で放ったシュートが、ブロックに入ったコルウィルの背中に当たってゴールに吸い込まれた。

 ホームチームは14分にも、ジョンソンのクロスから絶好調のソン・フンミンがネットを揺らすも、オフサイドで得点は認められない。

 21分には逆に、チェルシーのスターリングが個人突破でゴールにねじ込みながら、VARチェックの末にハンドを取られ、無効に。さらに28分にもカイセドが強烈なミドルシュートを叩き込むが、オフサイドで同点弾は幻となる。

 それでも遡って、トッテナムDFロメロのペナルティエリア内でのファウルが取られ、PKを獲得。パーマーがきっちり成功させ、1-1としたうえ、ロメロの一発退場により、数的優位となる。一気に勢いに乗り、直後にはスターリングのラストパスで、ジャクソンが押し込むも、またもオフサイドでノーゴールとなる。
【動画】チェルシーがついに逆転!スターリングの完璧なお膳立てで最後はジャクソン!
 なんと45分で4度も幻のゴールが生まれた関係で、前半のアディショナルタイムは12分となる。

 このまま1-1で折り返すと、55分にウドギーが2枚目のイエローカードを受け、トッテナムは9人になってしまう。

 チェルシーは圧倒的に押し込むようになり、75分についに勝ち越す。上手く裏を取ったスターリングのお膳立てで、ジャクソンが流し込んだ。

 ただ、諦めないトッテナムはその3分後、FKからダイアーが豪快なボレーでフィニッシュ。すぐに同点に追いついたかと思われたが、オフサイドで認められない。

 その後、チェルシーはアディショナルタイムにジャクソンが2つのダメ押し点を挙げ、終わってみれば4-1で快勝。一方、トピック満載のロンドンダービーを落としたトッテナムは、ついにリーグ戦初黒星となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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