「自分に合ってないと思ったから」高木善朗がアルビレックス新潟に加入した意外な理由

2023年11月09日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

今季終盤戦でこだわりたいのは?

今や新潟のシンボル的存在の高木。写真:塚本侃太(サッカーダイジェスト写真部)

 高木善朗にとって、J1リーグでプレーするのは8年ぶり。2015年以来のトップリーグで感じた成長は何なのか?

「全ての面において成長を感じています。攻撃面で言えばポジショニングだったり、シュートの精度も昔よりは高まっていると思います。あとは守備のところも」

 実は高木が2018年に新潟加入を決めた理由のひとつが「守備」にあった。

「(当時は守備的なサッカーをしていた)新潟を選んだのは、自分に合ってないと思ったから。自分に足りないところ、弱点を克服できるクラブかなと。守備的なスタイルの中で自身の課題がはっきりして、試合に出られなかったりして。ウィークポイントを改善して出られるようになって、サッカーが(攻撃的に)変わっても守備力は加入当初よりは高まっていました」

 実際にボールを奪えるようになるなど、高木自身も大きな成長を感じたという。
 
 一方の攻撃面は「(今季)試合に出ている割にはシュートが少ない」との反省がある。

「アシストは増えていますが、得点も取れるようになれば。点が取れるところに入ってシュートの本数を増やせば、自ずとゴールも増えていくはずです」

 まずは直近のFC東京戦(11月11日のホームゲーム)で、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか。高木のゴールに期待したい。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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