両親の誘拐問題に揺れるディアスが95分に同点弾!大苦戦のリバプール、格下ルートン相手に辛うじて1-1。遠藤航は出番なし

2023年11月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

お手本のようなカウンターでまさかの先制を許す

途中出場から結果を残したディアス(右端)。ユニホームをまくり、まだ解放されていない父親に向けてメッセージを発信する。(C)Getty Images

 現地時間11月5日に開催されたプレミアリーグ第11節で、4位のリバプールは、わずか1勝で18位に沈むルートンと敵地で対戦。遠藤航は4日前のボーンマス戦(2-1、リーグカップ4回戦)に続いての先発とはならず、リーグ戦8試合連続ベンチスタートとなった。

 開始13分、公式戦4連勝中のリバプールに早速ビッグチャンスが到来。3戦連発中のヌニェスがアレクサンダー=アーノルドの縦パスに反応し、タイミング良く抜け出すが、シュートをクロスバーに当ててしまう。

 さらに32分には、ジョッタがペナルティエリアから決定的なシュートを放つも、GKカミンスキの好守に阻まれる。
 
 後半に入っても圧倒的に押し込むが、1点が遠い。70分にはサラーの落としからヌニェスがドフリーでシュート。しかし、上手くミートできず、枠を外してしまう。信じられないような決定機逸に、サラーは思わず頭を抱えて倒れ込む。

 チャンスをモノにできずにいると、80分にお手本のようなカウンターを食らい、チョンのシュートで被弾。まさかの先制を許す。

 その直後、両親の誘拐被害で揺れるディアスを送り込む。すると90+5分、そのディアスがエリオットのクロスからヘッドで叩き込み、ついにゴールを奪う。

 リバプールは勢いに乗り、限られた時間で一気に勝ち越しを目ざすが、1-1でタイムアップを迎えた。

 なお、4枚の交代カードを切ったなか、遠藤に出番は最後まで訪れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】どうしたヌニェス!衝撃の決定機逸にサラーは思わず倒れ込む

「すべてが違う」遠藤航が明かしたプレミアとブンデスの差異。「とても厳しい」と語った対戦相手は?

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