現地時間11月４日に開催されたプレミアリーグ第11節で、日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルはニューカッスルと敵地で対戦。０－１で敗れて、国内リーグで今季初黒星を喫した。

　冨安がプレミアでは約２か月半ぶりに先発したアーセナルは、スコアレスで迎えた64分、ニューカッスルに攻め込まれると、裏に抜け出したジェイコブ・マーフィーに右足でシュートを打たれたが、大きくゴール左に外れる。

　しかし、流れたボールをジョー・ウィロックにゴールラインぎりぎりで拾われて、クロスを上げられると、ゴール前でガブリエウ・マガリャンイスとジョエリントンが競ってこぼれたボールをアンソニー・ゴードンに押し込まれた。
【動画】アルテタが怒りを露わにしたニューカッスルのゴールシーン

　この得点について、ウィロックのプレーがラインを割っていなかったか、ガブリエウとジョエリントンの競り合いでファウルはなかったかなど、様々な観点からVARによる長い確認作業が行なわれたが、そのままゴールは認められた。

　英公共放送『BBC』によると試合後、アーセナルのミケル・アルテタ監督はこの判定に怒りを露わにしている。

「選手たちのパフォーマンスとプレーぶりを称賛する。我々は敗戦に値しなかったが、ジャッジのせいで負けた。恥ずべきことだ。私は今、この場で（判定を）受け入れられないと言わなければいけない」

　アーセナルは１日に行なわれたカラバオカップ４回戦のウェストハム戦（１－３）に続き、公式戦２連敗となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介！