冨安が約2か月半ぶりに先発したアーセナル、ニューカッスルに0-1で敗れてプレミア今季初黒星

2023年11月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

左SBで先発、終盤は右SBでプレー

ニューカッスル戦にスタメン出場した冨安(奥)。(C)Getty Images

 現地時間11月4日に開催されたプレミアリーグ第11節で、日本代表DF冨安健洋が所属する2位のアーセナルは6位のニューカッスルと敵地で対戦した。

 この試合に冨安は、8月21日の第2節クリスタル・パレス戦(1-0)以来となるリーグ戦では今季2度目の先発出場を果たし、左SBに入った。

 アーセナルは14分、敵陣ボックス付近で激しいプレスをかけてボールを奪った冨安が、そのままミドルを放ったが、相手に当たって枠を捉えられなかった。

 その後は一進一退の攻防が続くなか、前半アディショナルタイムには、オーバーラップしてきた冨安が、ドリブルで左サイドを突破してクロスを狙うも、相手にブロックされる。

 さらにその直後には、左サイドでボールを受けたマルチネッリがカットインからミドルを放ったが、GKポープにキャッチされた。このまま前半をスコアレスで終える。
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 後半に入り54分、アーセナルはカウンターを受けると、アルミロンのラストパスからゴードンにシュートを浴びたが、ホワイトがタックルで防いだ。

 ピンチを凌ぐと62分、冨安が絡んで左サイドを崩すと、裏に抜け出したマルチネッリがクロス。こぼれ球に反応したライスが頭で狙ったがゴール左に外れた。

 するとその2分後、ニューカッスルに攻め込まれる。右サイドに流れたボールをウィロックに拾われてクロスを許すと、ジョエリントンが競ったこぼれ球を最後はゴードンに押し込まれて先制点を献上する。

 ビハインドを負ったアーセナルは、73分に右SBのホワイトに代わって左SBのジンチェンコを投入し、冨安を右SBに移すなど手を加えたが、その後もゴールネットは揺らせず。試合はこのまま0-1で終了し、リーグ戦今季初黒星を喫した。

 次戦は8日、チャンピオンズリーグでセビージャと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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