アビスパ福岡と浦和レッズが対戦するルヴァンカップ決勝の前日会見が11月３日、国立競技場で行なわれた。

　浦和のマチェイ・スコルジャ監督は「アビスパは今シーズン中に進化を遂げているチーム」と評価。開幕当初は守備的なスタイルだったが、今は攻撃の比重も増えていると警戒する。

　一方、福岡の長谷部茂利監督は、「明日の試合だけではなくて、目の前の試合に自分たちが最大出力で挑めるように、積み上げてきたものを出せるように、トレーニングし、コンディショニングを上げて挑みたい」と、クラブ初のタイトル獲得を目ざし、意気込みを語った。
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　大切にするのは"自分たちらしさ"だという。

「プレー面では、アグレッシブという単語を使っていますが、ここ数年、自分たちの結果、記録を更新し続けている。今回もまさに、初めて決勝に上がったということで、それが自分たちらしさだと思っています。

　それを実行し、結果につなげるために、常に選手たちとスタッフとクラブ一体となって、難しい相手、強いチーム、強くて大きなクラブと対戦、それがほとんどです。そういうチームに、クラブに対して、果敢にチャレンジしていく。それがアビスパらしさだと思います」

　クラブ初の大舞台でもチャレンジ精神を発揮できるか。ルヴァンカップ決勝は11月４日、13時５分にキックオフされる。

取材・文●渡邊裕樹（サッカーダイジェスト編集部）

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