新エンブレム発表などのFC東京の25周年記念イベントで伝統を継承⁉アマラオから李忠成へ受け継がれたNo.11

2023年10月31日 サッカーダイジェスト編集部

李忠成は初解説にも挑戦

アマラオさんとの2ショット。「11」のユニホームを背負った。写真FC東京提供

 10月28日に行なわれた、明治安田生命J1リーグ第31節で、今季、なかなか調子が上がらないFC東京は、ACL出場権を得るためには負けられないサンフレッチェ広島をホームに迎えた。

 この日はチーム発足25周年を迎え、来季から採用する新エンブレムを発表。

 またクラブ設立25周年記念「F.C.TOKYO 25th Anniv. Month」最終日ということもあり、スタジアム最寄の「飛田給駅」からスタジアムまでの「青赤ストリート」は歩行者天国となり、たくさんの飲食店やイベントでサポーターが賑わった。

 イベントでは、FC東京アカデミー出身で、トップチームにも所属した「李忠成選手」が登場。サンフレッチェ広島にも所属していたこともあり、両チームのサポーターから声援が上がった。

 またサプライズで「キング・オブ・トーキョー」のアマラオさんも登場。李忠成選手に背番号11LEEと入ったFC東京25周年ユニフォームをプレゼントした。

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 試合は、MXテレビにて生中継され、FC東京のクラブコミュニケーターを務めているレジェンド石川直宏、クラブOBの増嶋竜也、李忠成をレジェンド解説として迎えた。李忠成はこれが初解説。

 前半、ともにチャンスを作りながらも一進一退の攻防を展開するがスコアレスで終えた試合が動き出したのは後半立ち上がり3分、サンフレッチェ広島の加藤陸次樹のゴールでFC東京は先制を許した。

 反撃するホームのFC東京は、相手のオウンゴールで同点に追いつくが、後半30分に満田誠のゴールで勝ち越し点を奪われ、この後も果敢に攻め込んだFC東京だが、ゴールは奪えないままタイムアップを迎えた。

 新エンブレムのお披露目、25周年記念月間最終戦を白星で飾れなかったが、多くのサポーターがこの一戦を見守った。

 李忠成選手のコメント
▽FC東京25周年の歴史に関して
FC東京発足前のガス時代から江戸川陸上競技場でアマラオとサンドロの背中を見て、憧れ、育ち、ユース時代の背番号は11番のサッカー少年李忠成のプロの道を開いてくれたFC東京は僕にとって育ててくれた特別なクラブです。いつまでも子どもに夢を与えていけるサッカークラブでいて欲しいです。

▽今日の試合に関して
初解説で李から見える景色を言葉で伝える事は楽しかった。サンフレッチェ広島のサポーターの数に驚き、FC東京は新エンブレムの発表と新しい歴史に期待したいです。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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