リヨン指揮官は顔面流血...サポ暴徒化でマルセイユ戦は中止に「いくつかの安全な窓が、重い弾丸によって粉々になった」

2023年10月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「毎年起こっていることを遺憾に思う」

サポーターの暴徒化で、リヨンを率いるグロッソ監督は負傷。マルセイユ戦は延期となった。(C)Getty Images

 まさかの事態だ。

 現地10月29日にリーグ・アン第10節が開催されたが、マルセイユ対リヨンは中止に。サポーターの暴徒化が原因のようだ。

 試合前に会場のオランジュ・ヴェロドロームに到着したリヨンのバスが標的となった。クラブの公式HPは、「競技場の入り口で数名がリヨンのバスとそのスタッフ、選手たちを暴力的に攻撃した」と伝える。
 
「いくつかの安全な窓が、重い弾丸によって粉々になった。それは車内に貫通し、ファビオ・グロッソ監督とアシスタントのラファエレ・ロンゴに直撃し、彼らは顔に重傷を負った。同乗していた選手とスタッフも、この暴力的な攻撃により深い影響を受けた」
【画像】顔面流血のグロッソ監督。リヨンのバスに危険物がぶつけられ...
 結局、試合の開催は不可能と判断され、注目の一戦は延期が決定。リヨンは「この種の事態がマルセイユで毎年起こっていることを遺憾に思う。さらに深刻な悲劇が起こる前に、当局に対し、この種の事件が深刻に繰り返されていることを考慮するよう要請する」と訴えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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