J2仙台に罰金1000万円。サポーターの問題行為と元社員の不正、Jリーグから懲罰「信頼回復に全力で取り組んでまいります」

2023年10月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

磐田戦後のバス囲みと横領

仙台が懲罰を報告し、謝罪した。(C)SOCCER DIGEST

 J2のベガルタ仙台は10月27日、Jリーグからの懲罰を発表した。

 懲罰に至ったのは、ジュビロ磐田戦後のサポーターの問題行為とクラブの元社員による不正行為の2件だ。

 磐田他戦後のサポーターの行為について、仙台は以下のように説明している。

「2023年6月11日にユアテックスタジアム仙台で開催した当クラブとジュビロ磐田の試合終了後、同スタジアム駐車場において、100名を超える当クラブのサポーターが、同試合中にジュビロ磐田の選手が行ったゴールパフォーマンスを不満として、立入禁止区域に侵入した上、30分以上にわたって罵声を浴びせ威嚇しながら、ジュビロ磐田の選手らが乗車したバスを取り囲み、同バスが同スタジアムを出発するのを妨げた」

 これについての仙台の対応が不適切で、Jリーグ規約に違反するとして、罰金500万円およびけん責が科せられる。
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 また、クラブ元社員の不正行為は「2015年12月から2023年6月16日までの間、当クラブの元社員が、顧客からチケット等の代金として受領した現金及び顧客に販売するためクラブから交付を受けたチケット等合計約1,100万円分を着服して横領した」という。

 これについても同様に、罰金500万円およびけん責が科せられる。

 2つの事案を受けて、仙台は代表取締役が月額報酬の15%、取締役は同10%を、ともに3か月分を自主返納する。

 仙台は、両事案について謝罪。「両事案の反省にもとづき、Jリーグとの協議のうえ、内部統制の体制強化や再発防止策を講じて、信頼回復に全力で取り組んでまいります」とコメントしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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