「アーセナルで最高の純粋なDF」「外せない」絶賛相次ぐ冨安健洋、なぜ評価上昇でもレギュラー奪取は難しいのか? 地元メディアが見解「現在の調子であっても...」

2023年10月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「シェフィールド戦でジンチェンコを戦列に戻すケースはある」

ここにきて評価を高めている冨安。(C)Getty Images

 アーセナルに所属する冨安健洋の評価がぐっと上がっている。

 10月21日に行なわれたプレミアリーグ第9節のチェルシー戦(2-2)で、オレクサンドル・ジンチェンコに代わって後半頭から左SB投入された日本代表DFは、攻守に躍動。崩されていた左サイドを引き締めただけでなく、攻撃にも関与し、2点ビハインドからの勝点1奪取に貢献した。

 さらに、3日後に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のセビージャ戦(グループステージ第3節)では左SBで先発出場。ファンが選ぶマン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せ、2-1の勝利に寄与した。

 英国メディア『football.london』はこのセビージャ戦のパフォーマンスについて、「アーセナルがラモン・サンチェス・ピスファンから良い結果で去るためには守備が健全である必要があったため、アルテタ監督がチーム内でおそらく最高の純粋なDFに変更したのは理に適っていた」と称賛。こう続けている。

「しかし、アルテタが彼の最新の『外せない選手』、つまりコンディションが整って選出可能であれば、毎週最強の先発メンバーに名を連ねる選手を発見したのではないかとの声が飛び交う中、それは完全に正確ではない」

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 同メディアは「明らかなのは、ガナーズがさらなる守備的セキュリティを必要とする試合では、トミヤスの起用に同意しなければならない。しかし、トミヤスが現在の調子であっても、土曜のシェフィールド・ユナイテッド戦で彼を外してジンチェンコを戦列に戻すケースはある」と主張している。

「より攻撃的なアプローチを採用することが安全なタイプの対戦相手だ。特にホームでは。予想される低いディフェンスラインを打ち破るには、ウクライナ人の技術的能力が必要となる可能性がある」

 記事は、「両方の選択肢を持つのはアルテタにとって完璧だ」と締めくくっている。

 賛辞が相次ぐものの、日本代表がスタメンで出場できるのは、守備の強度が必要な相手の時のみだという見解のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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