「捕まえるのが不可能な妖精」CL躍動の久保建英に対戦国メディアも感服!「マーカーを苦しめた」

2023年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

マン・オブ・ザ・マッチに選出

ベンフィカの守備を翻弄した久保。(C)Getty Images

 レアル・ソシエダの久保建英が、欧州の舞台で再び躍動した。

 10月24日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節ベンフィカ戦で、久保はスタメンに名を連ねると、76分に交代するまで、再三の仕掛けでベンフィカ守備陣を苦しめた。

 67分にはインサイドにカットインし、左足を振り抜くも、シュートがクロスバーに嫌われた。ラ・リーガではすでに5ゴールをあげているが、欧州最高峰の舞台ではまだ得点がない。

 だが、チームは1-0で逃げ切って連勝。久保はマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。ソシエダは7ポイントでインテルと並び、グループ首位。次節の結果次第で、決勝トーナメント進出が決まる可能性もある。

 日本代表MFのパフォーマンスには、インテルの地元イタリアのメディアからも賛辞が寄せられた。

【動画】CLでもキレキレ!久保のバー直撃シュート
『TUTTOmercatoWEB』は、採点記事で久保に6.5点をつけ、「前半は捕まえるのがほぼ不可能な小さい妖精だった」と評している。

「スピードチェンジで相手のマーカーを苦しめた。センセーショナルなクロスバー直撃もあり、非常に惜しみないパフォーマンスはゴールにふさわしかっただろう」

 また、右サイドでコンビを組むSBのアマリ・トラオレも6.5点評価。「特に前半はアクティブで、クボと効果的なコンビネーションをたびたび見せた」と賛辞を寄せた。

 一方で、苦しんだベンフィカの左SBダビド・ユラーセクには5.5点をつけ、「彼のサイドでアマリ・トラオレとクボはあまりに簡単にプレーできた」と厳しく評価している。

 再びベンフィカと対戦する次節、ホームでも久保は輝きを放てるか。期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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