来年の１～２月にかけて、カタールでアジアカップが開催される。韓国メディア『Best Eleven』は、「韓国のように頂点を目ざす国だけでなく、いわゆる"アンダードッグ"と評価される国も、自国サッカーの地位が高まることを期待している」と、各国の熱い戦いを展望する。

　続けて「これまでアジアサッカー界ではなかなか見られなかったスーパースターが多数活躍し、これまで以上に"見る楽しみ"が大きい大会になる」と予想する。

　大きな注目を集めるトーナメントに向け、同メディアはアンケートを実施。日本を含めたアジア各国のサッカー専門記者に複数の質問を用意し、その中の１つ、優勝候補では、回答者７人中、６人が森保ジャパンを指名した。残る１チームは韓国だ。

　イランのモハンマディ・ミサギ記者は、日本について以下のようにコメント。

「チャンピオンになる可能性が高いのは３～４チームになると思う。最も強力な優勝候補は日本。なぜなら、ヨーロッパ最高レベルのクラブでプレーしている日本代表選手の技量と資質があるからだ。最近の親善試合の結果を見ると、まさに突風だと言える。優勝するには最高のタイミングだと思う」
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　開催国カタールのアビラシ・ナラファット記者は、「日本が最も優れた戦力を保有しているチームだと思う。ある選手が負傷しても、他の選手が出場してその穴を埋めることができる」と、その分厚い選手層に注目する。

　インドのラウル・バリ記者は、「日本とサウジアラビアのどちらかが優勝すると思う」とし、「日本はカタールと縁が深い。2011年大会で優勝し、昨年のワールドカップでも良い結果を出した」と、開催地との相性の良さに言及した。

　一方、中国のシューズ・ハオ記者は「あえてパーセンテージで分けるなら、日本が60％、韓国が40％」と想定。そのうえで、「日本は森保一監督の指揮下で良い成績を収め続けていて、今や確かな"ワンチーム"になったようだ。アジア最高の技術と戦術能力を持っているだけに、アジアカップ優勝の可能性が最も高い」と評価した。

　なお、唯一、韓国を優勝候補に挙げたマレーシアのシャラフィーナ・ナズロム記者は、「現在の名声で見るなら韓国だと思う。アジアカップ決勝の重みを埋められる最も良い戦力を持っている」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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