アギーレも憤慨か。久保建英への“緩すぎる”マークでアシスト許す→直後に交代のマジョルカDFに酷評「叱責されてポジションを譲る」

2023年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

決勝点となったメンデスのヘッド弾をお膳立て

久保へあっさりアシストを許したラト(右)。(C)Getty Images

 マークが甘かったのは否定できないか。

 レアル・ソシエダの久保建英は、10月21日に開催されたラ・リーガ第10節、古巣マジョルカとの一戦(1-0)で決勝点をアシスト。30分あまりの出場でマン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍をみせた。

 日本代表の活動を終えて帰還したレフティは、疲労を考慮されてベンチスタート。だが、チームがゴールを奪えないなか、60分に投入される。すると、わずか4分後に右サイドからピンポイントクロスを供給。決勝点となったブライス・メンデスのヘッド弾をお膳立てしてみせた。

【動画】さすがにマークが緩すぎる? スペイン大手紙が「魔法の左足」と絶賛した久保の圧巻ピンポイントアシスト
 厳しい評価を受けたのが、この時に対峙したマジョルカの左SBトニ・ラトだ。"最も危険な男"に時間とスペースを与え、クロスを上げた時には背を向けてしまっている。

 ハビエル・アギーレ監督の怒りを買ったのか、その5分後に交代を強いられたラトに、スペイン大手紙の『AS』はチーム最低タイ評価の「1点」(3~0点)をつけ、こう酷評している。

「彼はサイドで深い位置でプレーしたが、ほとんど成功しなかった。彼は叱責され、そのポジションをハウメ・コスタに譲った」

 久保へのタイトなマークは、もはやラ・リーガでは定番となっているが、交代直後で徹底できていなかったのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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