チームをさらに勢いづける値千金のゴールだ。

　日本代表MFの川辺駿が所属するスタンダール・リエージュは、現地10月22日にベルギーリーグ第11節でアンデルレヒトとホームで対戦した。

　２点ビハインドで迎えた後半、まずは52分にスティーブン・アルゼートが追撃弾を挙げる。その３分後、試合を振り出しに戻すゴールが生まれる。

　スコアラーは川辺。マーロン・フォッシーからの横パスを受けてボックス内に侵入すると、迷わず右足を一閃。強烈な一撃をファーサイドのネットにぶち込んだ。チームはその後、ネイサン・ノイの勝ち越し弾で３－２の逆転勝利を収めた。
【動画】トラップから右足一閃！ 川辺駿の同点ゴール

　森保ジャパンの10月シリーズを終えてチームに戻った川辺が、さっそく大仕事をこなした。現地メディア『WALFOOT』は「後半のハイライトの一人だ。週を追うごとに、ハヤオ・カワベは"スタンダールの10番"としての地位を確立しつつあり、スクレサンで初めてネットを揺らし、同点に追いつくのに貢献した」と伝える。

　記事では、移籍１年目で早くも３点目をマークした川辺のコメントも紹介。「このスタジアムでの初ゴールだったので、とても嬉しい」と喜ぶ28歳は、「まだ100％ではないし、まだまだ改善できる。でも今はシーズン初めよりもずっと良くなっている」と確かな手応えを感じているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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