「プレースタイルの欠如があらわに」アジア遠征2連敗のチュニジア、母国メディアが指揮官の去就に言及!「カドリ監督の進退にも関わる」

2023年10月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

2試合で6失点を喫する

日本に0-2で敗れたチュニジア。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 チュニジア代表は、10月17日に行なわれた国際親善試合で日本代表と対戦。0-2で敗れた。

 試合序盤から劣勢を強いられたチュニジアは43分、こぼれ球を拾った古橋亨梧の冷静なフィニッシュで先制点を許す。さらに69分にも、久保建英のマイナスの折り返しから伊東純也に決められて、追加点を奪われた。

 13日の韓国代表戦(0-4)に続いて、無得点で敗れたチュニジア。母国メディア『Assabah』は、「韓国に4失点したあと、日本に対しても2ゴールを与えて敗れた。チームの守備の問題が確認され、明確なプレースタイルの欠如があらわに」と敗戦を伝えている。
【動画】古橋の先制弾、伊東の追加点でチュニジアを2-0撃破!
「前半はまずまずの内容だったが、守備のミスから古橋に決められた。後半に入っても日本が主導権を握り、伊東に2点目を献上。攻撃でもほとんどチャンスを作れなかった。守備での大きなミス、得点力のある選手の不在で、アジア遠征2連敗を喫した」

 また、この結果を受けて、ジャレル・カドリ監督の去就についても言及。「この衝撃は、(チュニジアサッカー連盟の)ワディー・ジャリー会長が決定権を持つ、ジャレル・カドリ監督の進退にも関わるだろう」と指摘した。

 9月シリーズでは日本に敗れた後に、ドイツ代表のハンジ・フリック監督、トルコ代表のステファン・クンツ監督がそれぞれ解任されている。果たしてチュニジアはどうなるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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