現地時間10月17日、韓国代表は国際親善試合でベトナム代表と対戦する。

　韓国はこれまで、ワールドカップ（W杯）にアジア勢最多となる11回の出場を果たしており、FIFAランキングは26位。一方のベトナムは同ランキング95位で、W杯出場経験もない。韓国にとっては格下相手の一戦となる。

　今回のマッチメイクは、ベトナム側からの強い要請があって決定したようだが、母国メディアからは疑問視する声も少なくない。『Financial News』はアジアのライバルである日本やオーストラリアと比較し、こう述べている。
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「オーストラリア代表はウェンブリーでハリー・ケインやジュード・ベリンガムらを擁するイングランド代表と対戦した。日本代表も、北中米の強豪カナダ代表に４－１で勝利。９月にはすでに欧州遠征を行なっており、ドイツ代表を４－１で撃破。ベルギーでのトルコ代表戦にも４－２で勝利している。

　来年１月のアジアカップで、ユルゲン・クリンスマン監督の公言通りに優勝を狙うなら、日本やオーストラリアは必ず越えなければならない相手だ。ライバルたちはすでに世界の強豪との戦いを繰り広げているのに、我々が格下のベトナムと試合をしていて良いのだろうか」

　そのベトナム戦に向けては「現状で韓国が取れる最善の方法」として、「これまで親善試合でプレーできなかった選手たちに出番を与えられる」との見解を示している。

「ホン・ヒョンソク、チョン・ウヨン、ソル・ヨンウなどアジア大会をプレーしてきた選手たちは現在、コンディションが最高潮に上がっている。金メダルを取って、身体も心も軽いはずだ。

　加えてオ・ヒョンギュのような、まだクリンスマン体制で目立っていない選手たちも、ベトナム戦ではアピールの場になる」

　果たして韓国はどのような戦いを見せるのか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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