「故意に削ったわけでは...」セルティック同僚のタックルで中村敬斗が負傷。古橋亨梧が複雑な心中明かす「僕の立場からは何とも言いにくい」

2023年10月14日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「僕らとしては本当に痛い」

中村の負傷について語った古橋。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[国際親善試合]日本 4-1 カナダ/10月13日/デンカビッグスワンスタジアム

 カナダに4-1の快勝を飾った日本代表で気掛かりなのが、途中交代となった中村敬斗の状態だ。

 左サイドハーフで先発し、チームの3点目を奪ったアタッカーは、相手DFアリスター・ジョンストンに左足首あたりを踏まれて57分に負傷。担架に乗せられて、そのままピッチを後にした。

 翌14日の練習前に、日本サッカー協会のスタッフから、中村はホテルで療養するため、トレーニングを欠席するとの報告があった。診断結果などは明らかにされず、現時点では離脱もしないという。

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 練習後の取材で、負傷させてしまう形となったジョンストンとセルティックで共闘する古橋亨梧に、「(ジョンストンと怪我の件で)何か話をしたか?」と質問をすると、「会えなかったんで、話せなかったんですけど...」と切り出し、複雑な心中を語った。

「プレー中のことなので。怪我をしてしまったのは、僕らとしては本当に痛いですし、故意に削ったわけではないと思うんですけど、僕の立場からは何とも言いにくいというのもありますし、敬斗の怪我がちょっとでも良くて、すぐに帰って来られるように願うだけかなと思います」

 古橋の言葉通り、すぐに回復するのを祈りたい。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

【動画】セルティックDFが足首を踏まれ、中村敬斗が負傷退場

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