【日本4-1カナダ|採点&寸評】W杯前に敗れた難敵に4発快勝。3人が7点台。MOMは文句なしで…

2023年10月14日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

4ゴールで快勝を飾ったのには価値がある

【警告】日本=なし カナダ=アリスター・ジョンストン(56分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】田中碧(日本)

[国際親善試合]日本 4-1 カナダ/10月13日/デンカビッグスワンスタジアム

 日本代表は10月13日、国際親善試合でカナダ代表と対戦した。
【PHOTO】日本代表のカナダ戦出場17選手&監督の採点・寸評。3人が7点台の高評価。MOMは2ゴールの17番

 試合序盤から押し込む日本は、開始2分に田中碧のミドルシュートで幸先よく先制に成功する。

 22分にはPKを与えたが、ジョナサン・デイビッドのキックをGK大迫敬介がストップ。同点ゴールを許さない。

 ピンチを凌ぐと、40分に相手のオウンゴールで追加点をゲット。さらにその2分後にも、中村敬斗がネットを揺らして、前半で3点のリードを奪った。

 後半に入っても勢いの止まらない日本は、49分に田中がこの日2点目のゴール。89分にはジュニア・ホイレットに1点を返されたものの、4-1で快勝を収めた。
 
▼日本代表のチーム採点「6.5」
 これまで常連だった三笘薫、鎌田大地、堂安律、前田大然が不参加のなか、菅原由勢、板倉滉、守田英正、久保建英、上田綺世らも起用しなかったにもかかわらず、カタール・ワールドカップ前に1-2で敗れた難敵に、4ゴールで快勝を飾ったのには価値がある。

 久々に代表に復帰した南野拓実と中山雄太は、第二次森保ジャパンでは初出場とは思えないほどフィットしており、ともに持ち味を発揮した。

 サプライズとも言えたスタメン抜擢だった田中と浅野拓磨も躍動。前者が2ゴールでマン・オブ・ザ・マッチの活躍を見せれば、後者は1アシストとオウンゴール誘発で2点に絡み、果敢なプレスも光った。

 その2人に、三笘不在の左サイドでキレのあるプレーを見せ、出場ここ3試合で4ゴール目を決めた中村を加えた3人を7点台とした。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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