セルティックでコーチを務める元オーストラリア代表のハリー・キューウェル氏が、２人の指揮官について語った。英メディア『Daily Record』が伝えている。

　セルティックは昨季、アンジェ・ポステコグルー監督のもと、リーグ連覇を含む国内３冠を達成した。今季からは新たにブレンダン・ロジャーズ監督を迎えており、国内カップ戦こそ２回戦敗退となってしまったものの、リーグ戦では開幕からここまで８試合を終えて、７勝１分で首位に立っている。

　同メディアによると、2022年６月にセルティックのコーチに就任し、２年目を迎えているキューウェル氏は、クラブの新旧指揮官であるポステコグルーとロジャーズについて、「高く評価されている２人の監督だが、考え方はまったく異なる」と話す。そして、それぞれの特長を述べている。
【動画】年間ベストの呼び声も！旗手が叩き込んだ圧巻のゴラッソ

「アンジェとの仕事は楽しかったし、彼が持つサッカーのアイデアは素晴らしかった。考え方がはっきりしていて、それを表現するのが明確だ。白黒がはっきりしているというよりは、『黒一色だ。さあ、行こう』といった感じかな。

　一方で、ロジャーズと仕事をするようになって、これまでとはまったく変わった。ある意味、僕はロジャーズに近いタイプだと思う。彼は違った方法で試合を見ていて、状況に応じて適応させたり、戦術的な変化を加えるのが好きなんだ。そういう面を見るのは楽しいよ。まだ始まったばかりで、彼のアイデアをまだ拾い集めている段階だけどね」

　自分の哲学を貫くポステコグルー監督と、柔軟性を持ち合わせるロジャーズ監督。２人の名将には大きな違いがあるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「本当にひどかった」"年間ベスト級弾"の旗手怜央、セルティックOBが苦言を呈したプレーは？「彼を高く評価しているが...」

「日本人選手が多いのをどう思う？」英国のセルティックサポーターに"本音"を直撃！「彼らが来てから...」

【PHOTO】９頭身の超絶ボディ！ 韓国チア界が誇る"女神"アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック！