「なぜそこにいたのか?」話題となった冨安健洋のマンC戦決勝点演出シーン。本人に直接訊いた。「話すと長くなるんで...」

2023年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームにとっても大きな勝利」

シティとの大一番を振り返った冨安。(C)Getty Images

 日本代表合流前の"会心の勝利"を振り返った。

 10月8日に開催されたプレミアリーグの第8節で、冨安健洋が所属するアーセナルは王者マンチェスター・シティと対戦。昨シーズンに優勝を争ったライバルに1-0で勝利を飾った。

 その一戦で決勝点を演出したのが、75分にオレクサンドル・ジンチェンコに代わって左SBに投入された冨安だった。

 86分、中盤の高い位置から前線に駆け上がってトーマス・パーテイのロングボールをヘッドで繋ぐと、これを受けたカイ・ハバーツが落として、最後はガブリエウ・マルチネッリが右足でシュート。相手DFに当たったボールがネットに吸い込まれた。

 左SBの冨安が「なぜそこにいたのか」と話題になったプレーについて、本人に直接訊いてみた。

【動画】なぜそこにいた? 冨安がヘッドで演出したシティ戦の決勝弾
 13日のカナダ代表との親善試合に向け、新潟のデンカビッグスワンスタジアムで行なわれた日本代表の前日練習の後、取材に応じた冨安に、「なぜそこにいたのかと話題になっていた。どんなことを考えて立ち位置を取っていたのか」と尋ねた。

「話すと長くなるんで、省略はするんですけど、正しいスペースを埋めていたから、そこにいたという感じですね」

「ゴール関与することができて良かった」とも語った25歳は、シティ戦の勝利については、こう述べている。

「(コーチの)名波(浩)さんからは勝って代表に合流しろと言われてるんで、勝って合流できたのはいい形で入れたかなと思います。シティに勝ったということで、8年ぶりらしいんで、チームにとっても大きな勝利かなって思っています」

 そのいい流れを日本代表でも持ち込めるか。9月シリーズで圧巻のパフォーマンスを披露した万能DFに注目したい。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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