10月15日（日）、TBSで新たなサッカー番組がスタートする。

　番組名は「KICK OFF ! J（キックオフジャパン）」。

　これまで、スポーツニュース番組『S☆1』内のコーナーとして放送してきた内容を、番組として独立させ、毎週日曜日の深夜24時58分から放送する。

　視聴地域は茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県で、関東のJ1～J3クラブを中心に、試合のハイライトやリーグ＆クラブ情報を届けるとともに、日本代表や高校女子サッカーなどに関する様々な話題を展開するとのこと。

　日本サッカーを番組独自の新たな視点＆角度で見つめ直し、これまでにない"見方""楽しみ方""発見"を伝えるという。
 

　そんな新番組のMCを務めるのがTBSアナウンサーのふたり、齋藤慎太郎アナと、御手洗菜々アナだ。さらにゲスト解説陣にはＪリーグOB選手を中心に招く予定とのこと。

　齋藤アナは横浜のアカデミー出身で、遠藤渓太（ブラウンシュバイク）、和田昌士（岩手）らと同期で、国体では現日本代表の三笘薫（ブライトン）、板倉滉（ボルシアMG）らと共闘した経験もあるという。

　新番組に向けては「民放でサッカー番組をやる意味は、サッカーをみなさんに広く知ってもらうことが大事で、サッカーを知りながら楽しんでもらいたいです」と意気込み。

　そしてこう続けた。

「2022年のワールドカップがあれだけ盛り上がり、そこからグッと来てほしいなというところで、若干、盛り上がりが止まった印象が自分のなかにはあります。

　まずは国内のＪリーグの魅力を関東に住んでいる皆さんに知ってもらうために、サッカー好きな方がよりスタジアムに足を運べるように、サッカーを知らない皆さんによりスタジアムで楽しんでもらえるように、キッカケ作りをできればと思います。最近はテレビでハイライト映像を見られる機会も減っています。その分、番組に携われる貴重な機会を光栄に感じています」

　一方の御手洗アナは、サッカーとの接点が少なかったということで、「私のようにサッカーをあまり知らない人にも、サッカーって面白いって思ってもらえるように、このJリーグを盛り上げていきたいです」とコメント。

　ふたりは熱いメッセージも送っている。

「サッカーが好きな人でも、詳しくない人でも、毎週日曜にJリーグに、日本代表に触れられる機会がありますので、ぜひご覧いただいて、少しでも日本サッカーを盛り上げていければ、そして堅苦しくなくサッカーを楽しめるような時間にできればと思います」（齋藤アナ）


「サッカーに詳しい視聴者の方には、サッカーの魅力を教えていただきたいですし、私のようにサッカーにあまり触れたことがなかった方は一緒に楽しんでいきましょう、という気持ちに溢れています」（御手洗アナ）

　サッカー専門番組の数が減った昨今、「KICK OFF ! J」が新たな魅力を届けてくれることに期待だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部