鶴野怜樹が値千金のヘッド弾!福岡が名古屋に1-0で先勝!史上初の決勝進出に前進【ルヴァンカップ準決勝第1戦】

2023年10月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

45+3分に紺野和也の正確なクロスから得点が生まれる

ヘッドで貴重なゴールを奪った鶴野。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 10月11日に開催されたルヴァンカップ準決勝第1戦で、アビスパ福岡と名古屋グランパスが前者の本拠地ベスト電器スタジアムで激突した。

 徐々に押し込むようになった福岡は24分、鶴野怜樹が抜け出し、ペナルティエリア内で左足を振り抜くも、相手守護神ランゲラックに阻まれる。

 堅守速攻の名古屋は29分に、森下龍矢が右サイドから鋭いグラウンダーのクロスを供給するが、待ち構えた中島大嘉が触る前に、三國ケネディエブスにカットされる。34分に前田直輝が得意のカットインから左足で放ったシュートもGK永石拓海に阻まれる。

 迎えた45+3分、福岡が試合を動かす。37分に負傷した平塚悠知に代わって入っていた紺野和也の正確なクロスに、ファーで反応した鶴野が上手くヘッドで叩き込んだ。

 1点ビハインドで折り返した名古屋は、後半の頭から中島を下げ、J1で4位の13ゴールを挙げているキャスパー・ユンカーを送り込む。

 54分には鶴野にこの日2点目のビッグチャンスが到来。ウェリントンのワンタッチパスからエリア内でボールを持つも、上手くシュートを打てず、追加点には繋げられない。鶴野は62分にピッチを後にし、金森健志が入る。
 
 すると、その金森は66分にショートカウンターから、エリア内でダイレクトシュート。しかし、大きく枠を外れてしまう。

 思うようにチャンスを作り出せない名古屋は、73分に3枚替えを敢行。永井謙佑らを下げ、森島司、内田宅哉、そしてクラブ史上3人目のU-18所属中にプロ契約を締結した選手となった貴田遼河を送り込む。

 一方、福岡もほぼ同じタイミングで井手口陽介、前嶋洋太、山岸祐也を送り込む。

 その後、名古屋は必死に反撃を続けるが、粘り強い守備を前にゴールを奪えず。1-0でタイムアップの笛が吹かれ、ホームの福岡が先勝。クラブ史上初の決勝に前進した。

 勝負が決する第2レグは4日後の15日、舞台を名古屋のホーム豊田スタジアムに移して行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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