「本当にひどかった」“年間ベスト級弾”の旗手怜央、セルティックOBが苦言を呈したプレーは?「彼を高く評価しているが...」

2023年10月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今は本来の姿に戻りつつあるようだ」

ゴラッソを決めた旗手にレジェンドが苦言を呈した。(C)Getty Images

 セルティックの旗手怜央は、10月7日に行われたスコットランドリーグ第8節のキルマーノック戦で、圧巻の先制ゴールを挙げるなど3-1の勝利に貢献し、大きな賛辞を集めた。

 だが、レジェンドOBのクリス・サットン氏は、この試合における旗手のあるプレーに苦言を呈している。後半、左サイドを突破した旗手がペナルティエリア内で倒れた場面のことだ。

 旗手が相手DFと交錯して倒れたのを受け、主審はPKと判定。だが、VARの介入があり、主審はオンフィールドレビューをした結果、PKを取り消した。

 サットン氏は、このプレーが旗手のシミュレーションだったと批判している。セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、『Sky Sports』で「イエローカードが出されるべきだ。ダイブだ」と主張した。

「ハタテはカードを出されるべき。彼がコンタクトを始め、そして倒れた。私は彼のことを高く評価している。そのうえで、ハタテは本当にひどかった」

【動画】セルティックDFが驚嘆した旗手のゴラッソ
 実際、サットン氏は頻繁に日本代表MFを称賛してきた。だが、特にダイブを嫌う英国だけに、このプレーには物申さずにいられなかったようだ。

 ただ、キルマーノック戦の旗手のパフォーマンスが見事だったことは変わらない。

 67 HAIL HAILは、サットンの指摘を伝え、「夏は去就が大きく騒がれ、あまり良くないシーズンスタートだった」としつつ、「だが、定期的に先発出場するようになり、新契約も結んで、今は本来の姿に戻りつつあるようだ」と続けた。

「彼のゴールはシンプルにとにかくワンダフルで、すでに年間ベストゴールの候補となるべきだ。純粋な個のクオリティ(によるゴール)だったからだ」

 キルマーノック戦を機に、旗手はさらに調子を上げられるか。まずは、日本代表での活躍にも期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】セルティックの伝説OBが「ダイブ」と批判した旗手のプレー

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