10月10日、同13日のカナダ戦（新潟／デンカビッグスワンスタジアム）、同17日のチュニジア戦（兵庫／ノエビアスタジアム神戸）へ向け、日本代表がトレーニングを行なった。

　練習後、熱い想いを語ったのがC大阪の毎熊晟矢だ。

　毎熊は９月の海外遠征で嬉しいA代表初招集を掴み、トルコ戦で先発デビュー。45分のみのプレーとなったが、右SBとして印象的なパフォーマンスを見せた。

　だからこそ10月シリーズで目指すのは、さらなるアピールだ。

「前回はもう一度ここに戻ってこられることを目標にし、こうして戻ってこられた。

　ただ、初招集、初出場という言葉が頭につき、今回はそれがなくなると思いますし、本格的に代表に定着できるようにアピールしたいです」

　右SBには第２次森保ジャパンで存在感を示す菅原由勢らがいるが、今回は国内でのゲーム。強い言葉を口にする。

「海外組の合流が遅れているなかで、コンディションは自分たちのほうがよくないといけない」

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　代表戦を経験したことで意識もより向上した。

「守備の部分で相手に何もさせない間合いに寄せ切る部分や、球際の部分。一歩二歩、もっと詰めないといけない。そこは探りながらやりたい」

　そしてこうも話す。

「スタメンの座を奪いに行く気持ちがないと、日本が強くなっていかないと思いますので、そこは意識していきたいです」

　代表２戦目で毎熊がどんなプレーを見せてくれるのか注目だ。

取材・文●本田健介（サッカーダイジェスト編集部）


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