「彼の午後ではなかった」アトレティコの対策に沈黙した久保建英、現地メディアが屈辱のチーム最低評価「疲れていて気力がないようだった」

2023年10月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼の前に簡単な守備はなかった」

アトレティコ戦で65分までプレーした久保。(C)Getty Images

 久保建英を擁するレアル・ソシエダは現地10月8日に開催されたラ・リーガの第9節で、強豪アトレティコ・マドリーと敵地で対戦。1-2で敗れ、今シーズン2敗目を喫した。

 ここまで7試合5ゴールと絶好調の久保は、4-3-3の右ウイングでスタメン出場。ボールを持つと2人が寄せに来るアトレティコの徹底マークに遭い、なかなかいい形を作り出せない。

 前半終了間際にミケル・オジャルサバルに正確なクロスを送り込んで決定機を創出したのが、唯一の見せ場となった。

【動画】久保が徹底マークに遭ったアトレティコ戦
 スペインメディア『El Desmarqu』のギプスコア版は、採点記事で日本代表MFに対し、チーム最低タイの4点を付ける低評価。「彼の午後ではなかった。いかなる場面でも飛び立てなかった」と酷評しつつ、「彼の前に簡単な守備はなかった」と厳しいマークだった事実を綴っている。

 また、ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』も5点止まり。「彼は疲れていて、気力がないようだった。火花は出なかった」と評している。

 もちろん疲労もあるだろうが、この試合はアトレティコの対策が上回ったというべきだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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