ミランは現地10月7日、セリエA第８節でジェノアと対戦し、１－０と接戦を制した。

　クリスチャン・プリシックのゴールで１点をリードして迎えた90＋９分、ミランのゴールマウスを守るGKマイク・メニャンが一発退場のピンチに。すでに交代カードをすべて使っていたため、代役を投入することもできない。

　そこで、代わりにGKを務めたのがFWオリビエ・ジルーだった。90＋13分には、相手FWと１対１の危機を迎えるものの、ジルーが勇敢に飛び出してシュートを打たせず。"ウノゼロ"に貢献した。
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　イタリアメディア『Football Italia』によれば、ジルーがGKでプレーしたのは初めてのようで、試合後には「こんな瞬間は、今まで経験したことがない！」と無失点に抑えた喜びを口に。さらに90＋13分のシーンについては、次のように語っている。

「ヘディングで来るかどうか分からなかった。でも止まっているよりは、前に出たほうがいいと思った。僕にゴールキーパーの動きはできないけど、そう感じたんだ」

　また飛び出した際にボールを手で弾いたプレーには、「かなり痛かったけど大丈夫だったよ」と振り返った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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