「ターンをし始めた時に...」大宮アンジェロッティが衝撃ミドル弾を振り返る!3連勝でJ2残留に望み、残り4試合への意気込みは?

2023年10月07日 野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

「相手センターバックの食いつきがなかった」

決勝点を叩き込んだアンジェロッティ。写真:福冨倖希

[J2第38節]大宮 2-1 山口/10月7日/NACK5スタジアム大宮

 大宮アルディージャは10月7日、J2第38節でレノファ山口FCとホームで対戦。2-1で勝利した。3連勝でJ2残留に望みをつないだ一戦で、決勝点となるチーム2点目を決めたのがFWアンジェロッティだ。

 56分、MF石川俊輝の縦パスをFW室井彗佑がワンタッチで落とすと、アンジェロッティが収めてドリブルを開始する。敵陣中央からペナルティエリア手前まで持ち込み、躊躇なく左足を一閃。低い弾道の鋭いミドルを、ゴール右隅に叩き込んだ。

 試合後に取材に応じた25歳のブラジル人は、「俊輝とムロ(室井)が上手くコンビネーションして、ムロが自分にパスを出した。エリア外のシュートを、きれいな形で決めることができて嬉しい」

 単独突破からの衝撃的な一撃だったが、シュートを打つと決めたのは早かったと明かす。

「ターンをし始めた時に見たら、相手センターバックの食いつきがなかった。完全に前を向き切った後で、もう1回確認したら、いなくて。打つと決めた」

 そして、シュートを狙っていた場所も「対角に蹴るのは、決めていた」と胸を張った。
【動画】大宮アンジェロッティの強烈ミドル弾!
 チームは、今季初の3連勝を飾った。攻守での手応えを、こう語る。

「3人目の動き出しや、ディフェンス面では徹底して誰が誰を見るのかが、明らかに分かってる。より安心しつつ、より、もっと自分たちのサッカーができる」

 大宮は勢いに乗っているものの、依然、厳しい状況にある。暫定21位で、残り4試合で残留圏内の20位・山口とは勝点6差をつけられている。

 アンジェロッティも、「自分たちの状況は決して良い状態ではないので、しっかりと向き合って今後の試合もやっていきたい」と語る。

 そして、「やはり連勝が大事。今日の試合みたいに、勝って終われたっていうのは、すごく大事。連勝につなげたい」と意気込んだ。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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