守護神がまたも痛恨ミス…マンU指揮官は「このレベルでは許されない。罰を受ける」「全くもって不要」 CL連敗で開幕10戦6敗

2023年10月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「このような結果になるとは思ってもみなかった」

CL2戦連続で手痛い失態を犯したオナナ。(C)Getty Images

 エリク・テン・ハーフ監督が再び起こってしまったミスを嘆いた。

 現地時間10月3日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節で、マンチェスター・ユナイテッドはトルコの名門ガラタサライとホームで対戦。2-3で逆転負けを喫し、連敗スタートとなった。

 新戦力ラスマス・ホイルンドのゴールで二度リードを奪うも追いつかれたなか、痛恨だったのが、2-2で迎えた77分のプレーだ。GKアンドレ・オナナのパスがゴール前でカットされると、たまらずカゼミーロがペナルティエリア内でファウルを犯し、PKを献上。ブラジル代表MFは二枚目のイエローカードを受け、退場となった。

 このピンチこそ、マウロ・イカルディのPK失敗に助けられるも、数的不利を強いられたホームチームは、81分にイカルディに勝ち越し点を叩き込まれた。

 クラブ公式サイトによれば、テン・ハーフ監督は試合後に「我々は二度リードしていたし、ゲームをコントロールしていた。いくつかのミス、普段の試合ではありえないような初歩的なミスを犯してしまった」と敗因を分析した。
【動画】マンUが格下にまさかの不覚!ガラタサライ戦のハイライト
「このレベルでは許されない。罰を受ける羽目になる。コントロールするのは難しいが、我々は全員で仕事にあたっている。このようなエラーは、1人だけがするのではなく、チームとしてするものだ。だから試合に勝てない。全くもって不要だった。さっきも言ったように、2点リードしているのだから、主導権を握っているわけだ。このような結果になるとは思ってもみなかった」

 今シーズンからゴールを守るオナナは、バイエルン・ミュンヘンと敵地で戦ったCL第1節(3-4)でも、レロイ・ザネが放った緩めのシュートを前に弾けず、先制点を許してしまった。2試合連続で手痛い失態を犯したなか、指揮官はこうも語った。

「もっと多くの選手と話をしなければならないが、もちろんアンドレとも話をしなければならない。私は彼をサポートするよ。素晴らしいゴールキーパーだからね」

 今シーズンの開幕10試合で6敗を重ねたユナイテッド。チームレベル云々ではなく、まずは簡単なミスをなくすことが最優先だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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