現地時間９月30日に開催されたプレミアリーグ第７節で、トッテナムは遠藤航が加入したリバプールとホームで対戦。２人の退場者を出した相手を押し込みながら、１－１からなかなかスコアを動かせなかったが、終了間際にペドロ・ポロが鋭いクロスで相手のオウンゴールを誘い、２－１で劇的勝利を収めた。

　数的不利をハードワークで補うリバプールの粘り強い守備に大いに苦しめられたなか、特に手を焼いたのが、相手守護神のアリソン・ベッカーだ。幾度となくファインセーブに阻まれ、大量得点でもおかしくない状況下でロースコアに持ち込まれた。

　現地メディア『DaveOCKOP』によれば、今シーズンからトッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が試合後に、そのブラジル代表GKに言及。「彼らにはトッププレーヤーがいる」と賛辞を寄せた。
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「信じられないようなセーブをするワールドクラスのゴールキーパーがいる。それにボックス内に非常に多くの選手がいると（得点は）難しい。ボールの入れ方にもっとバリエーションがあっても良かった。いくつかのクロスは、何人かの大きな選手のところに飛んでいた。簡単ではないけどね。とにかく、大事なのは仕事をやり遂げたことだ」

　３連覇中の絶対王者マンチェスター・シティもついに初黒星を喫したなか、新生トッテナムはいまだリーグ戦無敗だ。勝利の中で見つかった課題を一つひとつ改善し、快進撃を続けたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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