来た、来た! ルーキーの俵積田晃太が華麗な股抜きから2戦連続ゴール「股抜きもシュートも狙い通りに行った」【FC東京】

2023年10月01日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「前節よりは緊張せずに…」

前節に続きゴールを決めた俵積田。写真:福冨倖希

 2023年10月1日にFC東京がホームでG大阪を3-0と撃破した試合で、後半に大きなインパクトを放った選手が途中出場の俵積田晃太だった。

 78分、左サイドからドリブル突破を仕掛けると、敵陣の深い位置でジェバリと高尾に挟まれながらもヒールキックで高尾を股抜き。そこから反転してエリア内にボールを持ち込み、最後は右足でファーサイドのネットを揺らした。

 プロ初ゴールを決めた前節の鳥栖戦に続き、味スタでゴール。その感想を訊かれた本人は「嬉しいという言葉が一番に来ます」とコメントした。  

「(センターサークル付近から)ドリブルしはじめて、股抜きもシュートも狙い通りに行って良かったです」と話した俵積田は、ふたりに挟まれてもぶち抜いたプレーについて「良い意味で無の状態で行けて、自分のプレーを出せた。このプレーを自信にして次に繋げたい」
 
 シーズン前半は苦しんだ時期もあったが、リーグ終盤戦に差し掛かったタイミングで"来た、来た"という勢いを感じさせる。ミックスゾーンでもどことなく笑顔を見せる回数が増えた印象の俵積田が、「前節よりは緊張せずにシュートできました」という。

 ゴールを重ねて、成長を遂げる。俵積田がここから覚醒するかもしれない。G大阪戦はそんな期待感を抱かせる試合でもあった。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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