現地９月30日に開催されたプレミアリーグの第７節で、マンチェスター・シティは、ウォルバーハンプトンと敵地で対戦。１－２で敗れ、開幕からの連勝が６で止まった。

　13分にルベン・ディアスのオウンゴールで先制を許したシティは、58分にフリアン・アルバレスのゴールで追いついたものの、66分に韓国代表ファン・ヒチャンのシュートで被弾。自慢の攻撃陣も、同点ゴールを奪えなかった。

　英紙『The Guardian』は「ファン・ヒチャンがチャンピオンの完璧なリーグ戦スタートを台無しにし、ウルブスがマンチェスター・シティを驚かせる」と報道。「マンチェスター・シティがウルブスに衝撃的な敗北を喫し、王座防衛への完璧なスタートが唐突に終わりを迎えた」と伝えた。

【動画】シティが初黒星を喫したウルブス戦ハイライト

　また、地元紙『Manchester Evening News』は出場停止中のスペイン代表MFロドリの欠場が大きかったと指摘。「このホラーショーは彼がいかに不可欠な存在であるかを思い出させただけだった」と酷評している。

「シティが史上初めてトップリーグの開幕７連勝を収める可能性があった午後、来週末のエミレーツでの一戦に向けてアーセナルに勝点１差まで迫ることを許した。アーセナルはロドリのいないシティとの対戦チャンスを狙うだろう」

　盤石だった王者の、脆さを見せた一戦となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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