中国の杭州で開催されているアジア競技大会は、10月１日に準々決勝の４試合が行なわれる。

　日本のライバルである韓国は、開催国の中国と相まみえる。その韓国を率いるファン・ソンホン監督は、対戦が決まった後、「大勢の観客と中国の荒っぽい試合によってもたらされるプレッシャーに打ち勝たなければ、我々は勝てない」と発言。相手国のメディアやファンから非難された。

　そんななか、U－24韓国代表のDFキム・テヒョン（べガルタ仙台）が９月30日に取材に応じた。中国メディア『直播吧』によれば、「中国のラフなプレースタイルについてどう思うか」と質問を受けると、「反応する必要はない。主審がレッドカードを出してくれるなら、我々にとってはその方が良い」と返答している。

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　中国の印象については、「６月の親善試合よりも強くなっていると思う。怪我には注意しなければならないし、（ホームアドバンテージによる）不利なペナルティもあるかもしれないが、それも乗り越えなければいけない」とコメント。５万人のホームファンの前でプレーする点については、こう述べた。

「多くの観客の前でプレーした経験があるので、心配する必要はない。大観衆に対処するための特別なトレーニングは何もしていない。とにかく得点すれば、中国のファンは静かになるだろう」

　完全アウェーとなる一戦を前に、自信は揺らいでいないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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