同等以上はバイエルンだけ!圧巻の1試合平均3Gもブライトン指揮官は不満気「我々は25ゴール決められた。チャンスが多すぎた」

2023年09月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「失点自体は問題ではない。フットボールの一部だ。しかし…」

大きな声で指示を出すデ・ゼルビ監督。(C)Getty Images

 日本代表のエースである三笘薫ら、意気軒昂なタレントが揃うブライトンは、プレミアリーグ開幕6試合で5勝を挙げ、3位につけている。絶好調のなか、特に注目すべきが得点力だ。

 18ゴールは、首位のマンチェスター・シティを上回り、堂々のトップ。欧州5大リーグ内で見ても、試合数のバラツキはあるものの、それ以上挙げているのはバルセロナ(19ゴール/8試合)、ジローナ(18ゴール/7試合)、バイエルン(18ゴール/5試合)だけだ。1試合平均でいえば、上回っているのはドイツ王者ただ1つで、いかに優れた成績かが分かる。

 ただ、向上心が天井知らずのロベルト・デ・ゼルビ監督が満足することは、決してない。クラブ公式のインタビューに応じた際に、こう語った。

「誇りに思うが、十分な得点数ではない。18ゴールで満足するにしては、チャンスが多すぎたからだ。我々は25ゴール決められた。攻撃陣にフォーカスを当てなければならない。私はアンス・ファティ、ジョアン・ペドロ、ソリー・マーチ、(シモン・)アディングラ、(ファクンド・)ブオナノッテについて話している」
【動画】ペドロ、ファティ、マーチ…1つでもビッグチャンスを決めていれば…痛恨のチェルシー戦をプレイバック
 イタリア人指揮官はまた、0-1で敗れたチェルシーとのリーグカップ3回戦に言及。「4、5回は明確なシチュエーションから得点できたはずだ」とやはり改善を促す。

「アンス・ファティはゴールキーパーと1対1だった。ジョアン・ペドロもそうだ。後半、ソリー・マーチにもビッグ、ビッグチャンスがあった。ペドロはもう1回あったね。それに(ペルビス・)エストゥピニャンもキーパーと1対1だった。チャンスは5回あった!プレミアリーグでも同じだよ。もっとゴールを決められた。 

 これが1つ目のポイントで、2つ目は失点が多すぎることだ。ルートン戦、ウォルバーハンプトン戦、ニューカッスル戦、マンチェスター・ユナイテッド戦は、失点すべきでなかった。失点自体は問題ではないし、フットボールの一部だ。しかし、改善し、進歩したいのであれば、それを問題だと考えなければならない」

 ブライトンは30日に敵地でアストン・ビラと対戦する。チャンスを確実に仕留め、現在の1試合平均3ゴールから、さらに数字を伸ばせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「信じられない。なんという選手だ」途中出場で圧巻2発の三笘薫に伝説FWオーウェンが畏敬の念!「ベンチに彼の姿が見えたら...」

「三笘よりいい選択肢」「メッシレベルだ」リバプールサポがサラーの後継者に熱望する日本人選手は?「真剣に検討する必要がある」 

「三笘薫らへの侮辱となる」162億円で加入も"大失敗"のチェルシーFW、恩師率いるブライトンへのレンタル案に元英代表が見解!「レベルを下げる必要がある」

次ページ【動画】痛恨のチェルシー戦をプレイバック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事