現地時間９月27日に開催されたリーグカップ３回戦で、アーセナルはブレントフォードと対戦。開始８分にショートカウンターからリース・ネルソンが奪ったゴールで、１－０の勝利を収め、次のラウンドへ駒を進めた。

　この一戦では、２度先行しながら２－２のドローに終わった３日前のトッテナム戦（プレミアリーグ第６節）からメンバーを大幅に入れ替え。決勝点を挙げたネルソンほか、冨安健洋やジョルジーニョ、エミール・スミス・ロウが先発した。また、GKは新加入のダビド・ラジャに正守護神の座を脅かされつつある、アーロン・ラムズデールが務めた。

　クラブ公式サイトによれば、ミケル・アルテタ監督は試合後、好守で完封勝利に貢献したラムズデールを「彼はこの場所で、この状況で、並外れたプレーを見せてくれた」と称賛。そのうえで、同様に野心溢れる選手たちの名を挙げ、選手層の底上げに手応えを示した。
【動画】冨安もフル出場で躍動！ブレントフォード撃破をチェック

「ヤクブ（・キビオル）も非常に良いプレーをしたし、冨安やジョルジも３日前にあんな出来事があったのに、立ち直って本当に良くやった。先発出場が少ないリースもエミールと絡んでゴールを決めたし、チャールズ（・サゴエ）にとっても大きな１日だった。アカデミーの選手と一緒にプレーできるのは素晴らしい。ポジティブな要素がたくさんあったし、いつものように改善すべき点もたくさんあった」

　今回を経て、次のボーンマス戦（プレミアリーグ第７節）で重大なトピックとなるのが、ラムズデールとラジャ、どちらがゴールを守るかだ。記者から直球の質問が飛ぶも、指揮官は明言を避けた。

「私たちは、次の試合をどう戦うかを理解するために、すべての試合を正しい特性で分析し、それから判断する」

　果たして、中２日で臨むボーンマス戦はどんな顔ぶれが並ぶか。ブレントフォード相手に上々のパフォーマンスを見せた冨安を再びCBで起用するのか。大いに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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