ロベルト・デ・ゼルビ監督が、スーパーサブとしてこれ以上ない働きを見せた三笘薫を絶賛した。

　９月24日に開催されたプレミアリーグ第６節で、ブライトンはボーンマスとホームで対戦。守護神バルト・フェルブルッヘンの痛恨のミスで先制を許すも、前半のうちに追いつく。

　１－1で折り返したなか、過密日程のなかで後半の頭から出場した三笘が躍動する。

　まず、ピッチに入って15秒後に敵陣でのパスカットから、勝ち越し点を決めると、77分にはドンピシャヘッドで貴重な追加点を奪取。加入後初めて１試合で２発を叩き込み、ブライトンを３－１の逆転勝利に導いた。

　クラブ公式サイトによれば、デ・ゼルビ監督は試合後に日本代表MFのインパクトについて問われると、こう答えた。

「カオル・ミトマは我々にとって素晴らしい選手だ。途中出場し、違いを生み出した」
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　就任２シーズン目を迎えたイタリア人指揮官は、一方で今後に向けて課題も口に。新戦力のいち早い融合に重点を置いた。

「あの場面（相手の先制点）ではバルト・フェルブルッヘンがすぐにパスを出さなければならなかった。我々のスタイルは難しくはないが、理解するには時間が必要だ。フェルブルッヘンだけでなく、マフムード・ダフード、イゴール、シモン・アディングラ、ジョアン・ペドロ、アンス・ファティといった新しい選手にとっては、全ての状況を理解するのは難しい」

　今後、10月中旬の代表ウィークまで毎週２試合を戦う、過密日程が続くだけに、戦力の底上げは必須だ。ターンオーバーを気兼ねなく行なえる、充実の選手層を構築できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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