「サッリ監督の奇妙な要求」移籍後初めて出番なしの鎌田大地、なぜ開始1分からアップをさせられたのか?

2023年09月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラツィオは1-1のドロー

鎌田のウォーミングアップが現地でも話題となった。(C)Getty Images

 現地9月23日に開催されたセリエAの第5節で、鎌田大地が所属するラツィオは、モンツァとホームで対戦。12分にチーロ・インモービレのPKで先制したものの、38分にロベルト・ガリアルディーニのシュートで追いつかれ、1-1のドローに終わっている。

 19日のチャンピオンズリーグ(アトレティコ・マドリーに1-1)を含め、ここまで公式戦全5試合に先発していた鎌田は加入後初めて、出番なしに終わった。

 ただ、現地メディアによれば、マウリツィオ・サッリ監督の指示を受け、開始1分からウォーミングアップをしていたようだ。ラツィオの専門メディア『LAZIO NEWS24』は「サッリ監督の奇妙な要求」と伝えている。

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 もちろん訳はある。イタリアの大手紙『Corriere dello Sport』は「サッリ監督が開始1分からカマダをウォームアップさせざるを得なかった理由」として、こう綴っている。

「ラツィオの監督は、引き分けとなったチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリー戦で足首を痛めたルイス・アルベルトの状態を考慮し、やむを得ずこの決断を下した」

 同紙は「スペイン人選手は再び先発メンバーに入ったが、最初のスプリントで痛みを感じた。そこでカマダはウォーミングアップに送られ、15分後に指示があって日本人選手は初めてベンチに座った」と続けている。

 ベンチスタートはローテーションの意味が強いと思われるが、中3日で行なわれるトリノ戦ではスタメンに復帰できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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