【鹿島 0-1 千葉|寸評】千葉が狙いどおりのカウンターで勝利。鹿島はゴール前の崩しに課題を残す

2016年02月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島――終始ボールを支配して押し込むも相手の守備を崩しきれず。

【警告】鹿=櫛引(52分)、小笠原(74分) 千=なし
【退場】なし

【試合内容】
立ち上がりから鹿島がペースを掴み、チャンスを量産。千葉は鹿島の素早いプレスと巧みなポゼッションに終始劣勢だったが、76分にカウンターから最後はエウトンが決め先制。守っても新加入の近藤を軸とした最終ラインの粘り強さが光り、1点差を逃げ切った。

【New Year Cupマッチレポート】 鹿島 0-1 千葉
 
【鹿島|チーム寸評】
 よくボールを支配して相手を押し込んだが守りを固めた千葉の守備を崩し切ることができずに時間が過ぎていく。すると76分にカウンターから先制点を許してしまう。逆転を狙って前がかりに攻めたが最後までゴールをこじ開けることができなかった。
 
【鹿島|選手寸評】
GK
1 櫛引政敏
裏に出たパスに飛び出たが、ファウルに。公式戦なら退場だった。
 
DF
22 西 大伍
クロスの精度はまずまずだったが、中1日ではさすがに重かった。
 
23 植田直通
アジア制覇の自信を引っ提げ、プレーにも余裕が見られた。
 
3 昌子 源
疲労で身体が重く、ハイボールの競り合いでは跳べなかった。
 
16 山本脩斗
試合勘も戻りパスミスは減ったが、コンディションはまだまだ。
 
MF
10 柴崎 岳
キュッと前に出る動きに鋭さがあり、インターセプトも多かった。
 
40 小笠原満男
ボールを奪われてピンチを招くなど、少し疲れが見えていた
 
25 遠藤 康
直接FKでゴールを狙ったが、クロスバーに嫌われてしまった。
 
13 中村充孝(80分OUT)
ボックス内に侵入したが、シュートの決定力が低かった。
 
FW
18 赤﨑秀平(71分OUT)
ジネイとの連係は良かったが、シュートゼロでは勝てない。
 
9 ジネイ(HT OUT)
コンディションは上がっており、今後に期待を抱かせる
 
交代出場
MF
32 杉本太郎(80分IN)
短い時間ながらシュート2本。左足のシュートは決めたかった。
 
MF
34 鈴木優磨(71分IN)
相手を追い、パスも引き出したが、反転してゴールを目指したい。
 
FW
15 高崎寛之(46分IN)
ファーサイドでクロスを待つことが多く、得点の匂いがしなかった。
 
監督
石井正忠
主導権を握ったものの、ゴールをこじ開けるのに一手足りなかった印象。
 
 

次ページ千葉――粘り強い守備から鋭いカウンターがハマる。

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