「Kリーグは強かった」ACL初戦で韓国勢すべて勝利! 母国メディアが称賛、全北現代の天野純は2得点に絡む活躍

2023年09月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームを勝利に導く姿を見せるべき」

ACL初戦で全北現代の勝利に大きく貢献した天野。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

 2023-24シーズンのACLが開幕。東地区のグループステージ初戦で日本勢の戦績は"1勝2分1敗"。横浜は仁川ユナイテッドに2-4で敗れ、川崎はジョホールに1-0で勝利し、甲府はメルボルン・シティと0-0のスコアレスドロー、浦和は武漢三鎮と2-2で引き分けた。

 一方の韓国勢はすべて白星発進の"4勝"だ。横浜を圧倒した仁川ほか、蔚山現代はBGパトゥム・ユナイテッドを3-1で下し、浦項スティーラーズはハノイFCを4-2で退け、全北現代はキッチーに2-1で競り勝った。

 上々の滑り出しを見せ、韓国メディア『MKスポーツ』は9月21日の記事で、「Kリーグは強かった。4チームとも初戦で勝利し、アジアの頂点に向けて良いスタートを切った」と伝える。

 両国が対照的な結果となったなか、韓国のクラブで躍動した日本人選手が、全北現代の天野純だ。2トップの一角で先発したキッチー戦の5分、高精度のFKでホン・ジョンホの先制弾をお膳立てし、1-1で迎えた61分、ペナルティアークから果敢にシュートを狙い、そのこぼれ球をハン・キョウォンが詰めて、決勝点を奪った。
【動画】天野純が2得点に絡む活躍! 全北現代vs.キッチーのハイライト
 2得点を演出したレフティは、韓国メディア『OSEN』によれば、「ゴールに絡むプレーが重要」として「助っ人だから、チームを勝利に導く姿を見せるべき」という思いでピッチに立っていたという。

 最近は負傷の影響で出場機会を減らしていた天野だが、「試合で証明したかったし、それができる自信もあった」という。チームはリーグ戦で5戦未勝利と停滞した状態で臨んだキッチー戦で、久々の凱歌をあげた。32歳の日本人は「チームの雰囲気を変えたかった。巻き返しのきっかけを作れて嬉しい」と喜んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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