現地時間９月19日に開催されるチャンピオンズリーグ（CL）のグループステージ第１節で、鎌田大地が所属するセリエAのラツィオは、ラ・リーガのアトレティコ・マドリーと激突する。この一戦を前に、スペイン紙『AS』がラツィオを分析している。

　昨季のリーグ戦を２位で終えたラツィオは、今夏にチームの主力だったセルゲイ・ミリンコビッチ＝サビッチが退団。その代役として、鎌田大地やマテオ・ゲンドゥジらを補強した。

　しかし、今季はスタートダッシュを切れずに開幕２連敗。第３節のナポリ戦（２－１）では勝利したものの、前節のユベントス戦は１－３で敗れて、ここまで１勝３敗と厳しい状況となっている。

　同メディアはそんなラツィオについて、アトレティコ戦では苦戦が強いられると予想しているようだ。
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「アトレティコ戦はラツィオにとって、チーム内に悲観的な雰囲気が漂う最悪のタイミングで行なわれる。ナポリ戦での誇り高い勝利で状況を好転させたかに見えたが、トリノでのユベントス戦では１－３の敗戦を喫し、クラブは再び不安を募らせている」

　また、ミリンコビッチ＝サビッチの後釜として加わった鎌田やゲンドゥジにも言及している。

「ミリンコビッチ＝サビッチの代役に大きな出費をしなかったが、賢く動き、日本人の鎌田大地とマルセイユからマテオ・ゲンドゥジという２人の優秀な選手の獲得に成功した。

　今のところ、センセーショナルなフィニッシャーである日本人は好調で、ナポリ戦での勝ち越しゴールは圧巻だった。一方、ゲンドゥジは配給に長けており、アトレティコ戦で初先発を飾る可能性もあるだろう」

　直近の２試合では、ゴールやアシストと目に見える結果を残した鎌田。スペインの強豪相手にもインパクトを残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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